製品設計の部品設計の際に、その部品の作り方を考慮した設計をする事はVE的に最も重要なことです。
その部品の機能、材質、形状、製作員数などによって最適の作り方を選択しなければなりません。
 これからVEに役立つと思われる技術を随時紹介してまいります。
まず最初は日立造船情報システム株式会社のご協力を得て、、【粉末焼結型RP(Rapid Production)システム(EOSINT)】を紹介します。
 EOSINTには @3次元CADデータからダイレクトに射出成形用金型を自動生成するEOSINT-M                                
         
A同じように樹脂機能試験用の樹脂モデルを造形するEOSINT-P                                         
         
B同じ原理のレーザー焼結法によって鋳造用砂型中子を製作するEOSINT-S                                  
の3種類があります。その概要を以下に示します。
図1 EOSINT-Mの概要
図2 EOSINT-Pの概要
図3 EOSINT-Sの概要
この中で特にEOSINT-Mは生涯生産量は少ないが複雑な形状をした部品の射出成型金型の製作に向いています。
金型費の削減、工期短縮に大きな効果があります。このEOSINT-Mの実際の適用例を以下に紹介します。

図4 スキービンディングの事例 図5 チェーンソーのCutting Armの事例 


図6 ハンマードリルの事例


図7 Lamp Housingの事例 図8 Fan Wheelの事例

次にこれらの新しい技術のサービスを提供してくれる企業連合を紹介します。

図9 RPアライランス

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